TOPキャリア迷子にならない“自分軸”の作り方

キャリア迷子にならない“自分軸”の作り方

 年度末が近づくと、多くの人が立ち止まり、「このまま今の働き方を続けていいのか」「これからどんなキャリアを描くべきか」と、自分の将来を考え始めます。日々の業務に追われ、評価や異動、組織の方針といった外部要因に意識が向く中で、本来大切にしたかったことや自分自身の軸が見えにくくなることも少なくありません。
 その結果、選択に自信が持てず、進む方向に迷いが生じる、いわゆる「キャリア迷子」に陥る人も増えていきます。

自分軸とは

 自分軸とは、キャリアを選択するときに立ち返る、自分自身の基準のことです。「何を大切にしたいのか」「どんな働き方が心地よいのか」「どんな強みを活かしたいのか」。この三つが明確になることで、迷いが減り、選択に対する納得感が生まれます。
 一方で、対になる考え方として「他人軸」があります。他人軸とは、周囲の期待や他人の評価、世間の常識、「こうあるべき」という空気など、他人に合わせた基準で判断することを指します。他人軸で生きること自体が間違っているわけではありません。ただし、過度に他人軸に傾いていると、自分の気持ちが後回しになり、心がすり減ってしまい、結果として幸せを感じにくくなることがあります。

自分軸を作る3ステップ

 自分軸は、日常の振り返りから作ることができます。「どんな時にやりがいを感じたか」「どんな状況で強いストレスを感じたか」を思い返すことで、自分の価値観や強みが徐々に浮かび上がってきます。
1.価値観を書き出す
 ・仕事で大切にしたいこと(貢献、専門性など)
 ・過去の経験から大切にしてきた軸を振り返る
2.強みを把握する
 ・得意を整理する
 ・他者からよく褒められること
 ・自分が無理なく自然にできること
3.望む働き方を描く
 ・どのような環境で働きたいか
 ・どのような役割を担いたいか

自分軸が増えると何が変わるか

 自分軸が増えると、環境の変化があっても「自分はどうしたいか」を基準に判断できるようになります。その結果、迷いの中でもキャリアの選択がブレにくくなり、納得感やモチベーションの維持につながります。
 さらに、自分軸と他人軸の間で心地よいバランスを見つけることで、周囲への気遣いと自分自身の尊重を、無理なく両立できる関係が生まれます。それは、気を張りすぎることなく、自分らしくいられる人間関係につながっていきます。

自分軸は“今の自分”から作れる

 自分軸は、特別なタイミングを待たなくても、今日から作り始めることができます。今この瞬間から、自分の価値観や強みを見つめ直し、これからのキャリアをより自分らしいものにしていきませんか。
 自分軸を強化し、他人軸との適切なバランスを築くことは、自己尊重と他者への配慮を両立させ、持続可能な人間関係と内面的な安定をもたらします。ただし、このプロセスは、自分一人では気づきにくい部分も多く、取り組みにくさを感じることも少なくありません。
 カウンセリングは、客観的な視点であなたの感情や価値観を丁寧に掘り下げ、揺らぎを抱えつつも自分軸を育てていくための、有効な方法の一つです。ご自身の人生やキャリアを大切にする選択肢として、カウンセリングを上手に活用ください。

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