悩み相談はチャットでもできる?安全な相談先もご紹介

自分が抱えている悩みを誰かに聞いてほしいけれど、どこかに足を運ぶのは気が進まず困っている人はいませんか?
この記事では、そんな人に利用してほしい悩み相談専用チャットについて詳しくご紹介します。
仕事や私生活などの悩み相談では何ができる?

仕事や私生活で困り事があった場合、カウセリングサービスなどの窓口では、キャリアに関する悩み、職場の人間関係の悩み、私生活でのお金に関する悩みなどのさまざまな種類の悩み相談ができます。
2022年10月に内閣府が行った「国民生活に関する世論調査」において、全国の18歳以上で日本国籍を持つ人3,000人を対象に日常生活で抱えている悩みや不安の内容をたずねたところ、上記のような結果でした。
人生の節目ごとに、進学や就職、子育て、健康など、悩みの内容も少しずつ変わっていくものです。
仕事のトラブルや私生活での人間関係の困り事などの「各相談先に応じた専門性の違い」はあっても、これらのさまざまな悩み相談ができます。
チャットで悩み相談は可能?

2025年8月現在、悩み相談ができるSNS、悩みの相談先を探せるチャットボットなど、チャット形式で話ができる相談窓口は多数存在します。
またチャット形式以外にも、以下のような形式の相談方法があるのを知っておきましょう。
- 電話相談
- 対面での相談
- オンラインでの相談
カウンセラーと直接面談したり、電話をしたりするのは自分にとってハードルが高いと感じたら、まずは手軽に相談できるチャットでの悩み相談の利用を検討するのをおすすめします。
悩み相談をチャットでするメリット

悩み相談をチャットでするメリットは以下の通りです。
- スマホから手軽に相談できる
- 文章化するので自分の考えが整理できる
- 会話のレスポンスが速い
- 匿名性が高い
- 時間や場所に縛られずに相談できる
チャットで悩み相談をする場合、プライベート情報を守りながら「誰にも知られずに悩みを打ち明けることが可能」です。匿名性のプライバシーも守りつつ、チャットでカジュアルに相談したい方におすすめ。
さらに時間や場所に縛られないので、自分のペースで気軽に悩み相談できる点も大きなメリットです。
悩み相談をチャットでしたい時におすすめの安全な相談先
悩み相談をチャットでしたい時におすすめの安全な相談先を4つご紹介します。
まもろうよこころ SNS相談
厚生労働省が運営する「まもろうよこころ」のホームページでは、SNS相談に対応している以下の団体の相談窓口について詳細を発信しています。
項目 | 概要 | SNS相談の対応時間 | SNS相談の料金 |
特定非営利活動法人 自殺対策支援センターライフリンク | ・「死にたい」「消えたい」といった生きにくさの悩みを受付 ・LINE、Facebookを使用したチャット形式でのSNS相談あり ・厚生労働省のSNS地域連携包括支援事業における「基幹SNS相談事業者」として、厚生労働省から唯一指定を受けている団体 | 月~金6:00~22:30 日火水木土8:00~22:30(夏休み明けは相談時間拡大対応)生きづらびっと相談時間拡大のお知らせ | NPO法人 自殺対策支援センターライフリンク | 無料 |
特定非営利活動法人 東京メンタルヘルス・スクエア | ・年齢・性別を問わず悩み相談を受付 ・LINE、Facebook、WEBチャットを使用したチャット形式でのSNS相談あり | 毎日7:00~23:50(受付は23:00まで) | 無料(1回50分、1日1回まで) |
特定非営利活動法人 あなたのいばしょ | ・24時間365日、誰でも無料・匿名で相談ができる ・ホームページからチャット形式でも相談できる | 24時間365日 | 無料 |
特定非営利活動法人 BONDプロジェクト | ・10代、20代の生きづらさを抱える女性が対象の悩み相談窓口 ・LINEを使用したチャット形式でのSNS相談あり | 月金土16:30~22:00(相談受付21:30まで) | 無料 |
特定非営利活動法人 チャイルドライン支援センター | ・18歳までの子供が対象の悩み相談窓口 ・ホームページからチャット形式でも相談できる | 2025年8月22日~9月4日まで毎日15:00~22:00※夏の全国キャンペーン開催中の時間 | 無料 |
対象となる年齢や性別、相談できる内容や時間を確認して窓口を選びましょう。
上記の窓口はSNSをよく使う人におすすめです。
こころの耳SNS相談
厚生労働省が運営する働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」には、働く人の「こころの耳SNS相談」があり、働く方々に対して心身の不調や不安・悩みなどのメンタルヘルスに関する相談をLINEで受付しています。
対象となるのは働く人やその家族、企業の人事労務担当者の方です。
相談時間は60分以内を目安として、土曜日・日曜日 10時~16時(受付は15時30分まで)
平日(月曜日~金曜日)17時~22時(受付は21時30分まで)となっています。
こころの耳SNS相談は、LINEで友だちに相談する感覚で利用したい人におすすめです。
外務省の在外邦人のための孤独・孤立相談窓口
外務省「在外邦人のための孤独・孤立相談窓口(まもろうよこころ SNS相談)」では、在外邦人などに向けて相談先情報を提供しています。
例えば特定非営利活動法人 東京メンタルヘルス・スクエアでは、日本時間の7:00~23:50までに相談をすれば、例えば特定非営利活動法人 東京メンタルヘルス・スクエアでは、在外邦人の方が、必要に応じて大使館や支援団体につながれるようサポートしています。
また一般社団法人社会的包摂サポートセンター よりそいホットラインでは、多言語対応もしており、以下の言語で相談受付が可能です。
- 英語
- タガログ語(フィリピン)
- タイ語
- スペイン語
- 中国語
- 韓国語
- ポルトガル語
- ネパール語
- ベトナム語
- インドネシア語
※2025年9月時点
外務省 在外邦人のための孤独・孤立相談窓口は、海外に住んでいて現地で悩みを抱えいる場合におすすめです。
参考:外務省 海外安全ホームページ「在外邦人のための孤独・孤立相談窓口」
アドバンテッジカウンセリング

アドバンテッジカウンセリングでは、ライフステージによって異なる仕事やプライベートの悩みを公認心理師、臨床心理士、産業カウンセラー、精神保健福祉士にご相談いただけます。
ご提供する相談方法も、SNS(LINE)の他に、電話、オンライン(Teams会議)メール、対面カウンセリングなど、さまざまなニーズに対応したカウンセリング方法をご用意しております。
そのためなかには電話だと話しにくい人もいるかと思いますので、そういった人たちには、SNSを活用した相談サポートやチャットサポートなどがおすすめです。電話とは異なり、自分のペースで頭の中を整理しながら悩み相談ができるので、一般的なカウンセリングが苦手な人は、ぜひ利用をご検討ください。
課題解決を目的としているため、聴くだけ、ケアをするだけにとどまらないのがアドバンテッジカウンセリングのメリットです。
そのため、アドバンテッジカウンセリングは自分の悩みを積極的に解決し、成長したい人におすすめです。
興味のある方は次のページもごらんください。
まとめ

悩み相談ができる相談窓口では、近年対面だけではなくチャット、電話、オンライン面談と相談方法を選べるため、自分が話しやすい方法を選んで相談するのが望ましいでしょう。
この記事も参考にして、ぜひ自分に合った相談先を見つけてみてください。