TOPストレスマネジメントで不調を乗り切ろう!5月病・6月病を防ぐ対策とは?

ストレスマネジメントで不調を乗り切ろう!5月病・6月病を防ぐ対策とは?

今年度が始まって約2か月が経ち、ゴールデンウィークという一つの節目を過ぎました。特に、今年度新たに入社されたり、異動・転職などで新たな職場環境で働き始めた皆さん、お疲れさまでした。ほっと一息つくと同時に、体や心の「疲れ」を感じた方もいますよね。

今回は、特にこんな不調を感じている方にこそ見ていただきたい内容です。

  • 体や心に元気がない
  • いつもの自分と少し違う気がする
  • 食欲がない、なかなか寝付けない

上記について思い当たる方は、もしかしたら「5月病・6月病」の兆しかもしれません。小さな違和感を無視せずに、早めに心身を整えることが大切です。

そのための方法として今回の記事では「ストレスマネジメント」、その中でもストレスにうまく対処していくための方法である「ストレスコーピング」についてご紹介します。知らず知らずのうちに溜めていた疲れやストレスを解消し、心身共に健康な状態を目指しましょう!

ストレスマネジメントで「春の新生活の疲れ」を整えよう

ストレスマネジメントで不調を乗り切ろう!5月病・6月病を防ぐ対策とは?

春の変化で心身が疲れるのは当たり前!

新しい部署、慣れない上司、初めての人間関係…。4月~5月は、社会的にも身体的にも適応が求められる時期で誰しも疲れが溜まります。

だからこそ、ストレスマネジメントで心身を整えることが大切です。

もし以下に該当する場合は、ぜひご自身の心と体の状態を見直してみましょう!

  • 慣れない職場環境で休みの日も頭が休まらない
  • リモートワークで雑談が減って孤独感を抱くように
  • 通勤時間が変わって生活リズムが乱れている
  • 疲れや睡眠不足から、休日は一日寝てしまう
  • 集中力が低下して些細なミスが増えたりイライラしたり…
    など

以下では「ストレスチェック」のサンプルシートを公開しています。

まずは「いま自分がストレスを抱えている状態なのか?」を把握するところから始めてみましょう!

参考:アドバンテッジJOURNAL【サンプルシートあり】ストレスチェックとは?項目や実施の流れを詳しく解説

誰もがなり得る「5月病・6月病」

ストレスマネジメントで不調を乗り切ろう!5月病・6月病を防ぐ対策とは?

疲れやストレスを放置すると「5月病・6月病」になってしまいます。

5月病とは、主にゴールデンウイーク明け頃から感じられる「心や体の不調」を指す言葉で、季節性のストレス反応として知られています。新生活で頑張りすぎた心や体がGWの連休でゆるみ、仕事始めにどっと疲れを感じてしまいます。

こうした不調を放置すると、より深刻化する場合があり、その状態が6月病と呼ばれています。5月病が回復せずに長引いたり、悩みやすくなったりするのが特徴です。

こうした状態は、4月の変化へ一生懸命対応してきた人ほど起こりやすい反応です。環境の変化に慣れてきた今、体を休め、心身を整えることが必要です。

自分を見つめて整えるストレスマネジメントのやり方

ストレスマネジメントで不調を乗り切ろう!5月病・6月病を防ぐ対策とは?

疲れた心や身体におすすめしたいのが「ストレスマネジメント」です。

ストレスマネジメントとは自分が感じるストレスを上手に理解・対処し、心と体の健康を保ちながら、前向きに日常生活や仕事を続けていくための工夫や方法のことを指します。

今の自分を見つめてみよう

まずは今の自分の状態を把握してみましょう。

  • 最近寝付けないことが多い
  • 食事が楽しくない
  • いらいらしやすくなった
  • ミスが増えた

こういった小さなサインに気づくことが大切です。忙しいと自分の変化に気づきにくいので、最近の生活や自分の感情を振り返ってみましょう。

好きな整え方を試してみよう

自分のストレスに気づけたら、発散する方法を考えてみましょう。意外とちょっとした気分転換でも、ストレス軽減には効果があります。

  • しっかり食事をとる、よく寝る
  • 軽い運動をする
  • 趣味に時間をつかう

無理に元気を出そうとしたり、一日中寝たり、極端な行動は逆効果になることも。自分のペースで、自分を労わってあげましょう。

小さな違和感も相談してみよう

心の不調を引き起こす原因は必ずしも「大きなストレス」ばかりではありません。小さな違和感を見逃さず、悩みが大きくなる前に相談することが大切です。

「何に悩んでいるかわからない」人も、相談して気持ちが整理され、気分がすっきりすることがあります。先にご紹介した「心の整え方」の一つとして、誰かに考えたことや想いを相談してみるのもおすすめです。

また以下では、ストレスマネジメントの効果や実践方法についても解説しているので、ぜひ併せてご覧ください。

参考:アドバンテッジJOURNAL:ストレスマネジメントとは。効果や実践方法をわかりやすく解説

ストレスマネジメントを支援する相談先の選び方

ストレスマネジメントで不調を乗り切ろう!5月病・6月病を防ぐ対策とは?

「話す」ことは気持ちを整理するための第一歩です。まずは家族や友人など、身近な人に想いを聞いてもらうことからストレスマネジメントを始めてみましょう。

<相談する際のコツ>

  • 「聞いてもらえるだけでいいんだけど」と前置きする
  • 同じ部署の先輩や同僚など、共感してくれそうな相手を選ぶ
  • 話した後に「ありがとう」と感謝を伝える

特に「悩みに共感してくれる人」への相談は、相手にとっても気づきが得られることがあります。自分の気持ちを伝えることには勇気がいりますが、あなたの言葉が、同僚の不安やストレスを晴らすきっかけになるかもしれません。

また、身近な人に話せない話や聞き手の負担を気にしてしまう人は、カウンセリングを通じて専門家へ相談してもいいでしょう。

カウンセリングはメンテナンスと一緒で、小さな不調を発見したり、不調で苦しんだりする前に相談できる場です。カウンセラーは言葉にしづらいことを一緒に整理し、想いに気づくためのお手伝いをしてくれます。

さらに、「これからどう成長していきたいか」「目標達成のためにどういうマインドでいるべきか」といったポジティブな相談も可能です。気軽に専門家の活用も検討してみてください。

カウンセリングサイトへのログインはこちら:https://user.counseling-platform.com/login?vid=1

まとめ:ストレスマネジメントで春の変化で疲れた心身を整えましょう

ストレスマネジメントで不調を乗り切ろう!5月病・6月病を防ぐ対策とは?

忙しい4月が終わり、5月・6月になって心身が疲れるのは当たり前のこと。無理に我慢したりせず、まずは

  • 今の自分を見つめる
  • 好きな整え方を試す
  • 小さな違和感も相談する

というストレスマネジメントの3ステップを試してみましょう。

特に不安や悩みがある人は、安心できる場所で相談することが大切です。

何に悩んでいるかわからない場合は、人に話すことで想いを言語化し、心の整理をすることから始めてみましょう。

同僚や友人に相談するのはもちろん、「心のメンテナンス」をする機会として専門家を活用するのもおすすめです。ご自身が安心して話せる場所を見つけて相談することからチャレンジしてみてください!