TOPウェルビーイングにつながる会社での働き方とは?考えるヒントもご紹介

ウェルビーイングにつながる会社での働き方とは?考えるヒントもご紹介

ウェルビーイングにつながる会社での働き方とは?考えるヒントもご紹介

人生100年時代といわれる現代では「仕事とプライベートの両立」が大切です。特に仕事は、1日のなかで多くの時間を費やすからこそ、ウェルビーイングを意識して充足感を高めたいですよね?

この記事では、働き方を見つめ直したい人におすすめな「ウェルビーイングにつながる会社での働き方」を解説します。

ウェルビーイングと会社とのつながりとは?

ウェルビーイングにつながる会社での働き方とは?考えるヒントもご紹介

画像出典:内閣府「満足度・生活の質に関する調査報告書2023」

こちらは2023年に内閣府が公表した「満足度・生活の質に関する調査報告書2023」の結果です。

調査では「仕事にやりがいを感じ趣味や生きがいがある人」は、そうではない人に比べて

  • 生活満足度
  • 雇用環境
  • 賃金満足度

の項目が1.5倍も高いことが分かっています。

こうした心や体の健康状態が、社会的にバランスのとれている人ほど「ウェルビーイングが高い」傾向にあります。

例えば仕事にやりがいを感じていても、休みを取りにくかったり残業が多かったりすると、体調が崩れやすくなるのでウェルビーイングが高いとは言えません。

同じく、賃金が高くても「やりがい」を感じにくい仕事だと、心が満たされない状態に陥る可能性があります。

このように「社会的にバランスの取れた状態(仕事への熱意・趣味がある状態)のキープ」が、ウェルビーイングを実現するうえで大切だと分かります。

参考:内閣府「満足度・生活の質に関する調査報告書2023」

ウェルビーイングにつながる会社での働き方

ウェルビーイングにつながる会社での働き方とは?考えるヒントもご紹介

ウェルビーイングを大切にした働き方を目指すには「仕事への考え方の見直し」が大切です。

以下に、ウェルビーイングの質を高めるためのポイントをまとめました。

<ウェルビーイングを高めるためのポイント>

  • 多様な正社員の働き方を知る
  • 「人生100年時代」を踏まえて考える
  • 自分にとっての仕事のやりがいを考える
  • 休み方を考える
  • 人と会話をして新しい考えを取り入れて「仕事のスタンス」を見つける

今後さらに「仕事を頑張っていきたい!」と考えている人は、自分にとって心地よく感じる働き方を見つけると、ウェルビーイングが向上する可能性があります。

ぜひ、以下でご紹介する内容を確認して、今の働き方・将来的な理想の働き方を考えるキッカケにしてみてください。

子育て世代の人・介護と両立して仕事をしている人に向けては、アドバンテッジJOURNALから「両立支援」の記事もお届けしています。自分に合った働き方を見つける際の参考にしていただけたら幸いです。

参考:アドバンテッジジャーナル:育児休業時期に寄せられるご相談とカウンセリングでの支援について | アドバンテッジJOURNAL 

多様な正社員について知る

正社員といっても、現代ではさまざまなスタイルがあるのをご存じでしょうか。近年では厚生労働省から、以下のようなスタイルの正社員制度が推奨されています。

<「多様な正社員」の例>

  • 短時間正社員
  • 勤務地限定正社員
  • 職務限定正社員
    など

正社員としての多様なあり方が推奨されている背景には「フルタイムだと家事と育児の両立ができない」「専門職として入社したのに雑務の時間が多くてやりがいを感じられない」などの悩みを抱える人の増加があります。

現在「多様な働き方の実現」に向けて、多くの企業が働き方改革に関する制度を導入しているため、さまざまなスタイルの働き方が注目されています。

ぜひ、皆さんの会社にも「どのような働き方改革制度が導入されているのか」を確認してみましょう。

参考:厚生労働省「多様な働き方の実現応援サイト」

人生100年時代を踏まえて考える

「人生100年時代」とは、ロンドン・ビジネス・スクールのリンダ・グラットン教授が著書『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』の中で用いた言葉です。

世界的に高齢化が進み、年齢が「100歳以上」という人を耳にする機会も増えてきました。特に日本は超高齢化社会と言われていて、2024年の調査では100歳以上の人口が9万5,119人に増えたことも分かっています。

ウェルビーイングという新たな幸福の概念が作られたように、人生100年時代に合わせた働き方を考えることが大切です。

慶応技術大学大学院の前野隆司教授は、長く続く老後を幸せに過ごすために、以下の4つがポイントだと述べています。

<4つの幸せ因子>

  • やってみよう因子:夢や目標を見つけて努力する
  • ありがとう因子:感謝の気持ちを持って周囲とのつながりを大切にする
  • なんとかなる因子:楽観的にチャレンジ精神をもって過ごす
  • ありのままに因子:他人と比較せずに自分らしく生きる

こうした考え方も参考にしながら、新たな時代と自分自身に合わせた生き方・働き方を考えることが重要ですね。

参考:ウェルビーイングとは?研究者・前野隆司教授に聞く幸せな生き方 | 日本財団ジャーナル

自分にとっての仕事のやりがいを考える

現在の仕事にやりがいを感じられているかを確認することも、ウェルビーイングを高めるうえで欠かせません。

  • 仕事がマンネリ化している
  • 仕事が適切に評価されていない
  • 労働条件が悪い
  • キャリアアップが見込めない
    など

これらの要因がある場合には、新たなやりがいを見つけることが必要です。

仕事がマンネリ化している人は、自分自身で目標を立てたり、今の環境でできる新しい事に取り組んでみたり、今までにないアクションを意識してみましょう。今までと「何かをほんの少しでも変えてみる」ことで、気づかなかったやりがい・楽しさの発見につながりますよ。

自分1人で考えても「なかなかやりがいが見つからない」という人は、カウンセリングを利用してみてはどうでしょうか。専門家と話しながら自分のやりたいことを発見し、ウェルビーイングを高める働き方を探していきましょう。

カウンセリングのご予約はこちら:https://user.counseling-platform.com/login?vid=1

既にやりがいを感じている人は、より社会のためになる課題を探したり、やりがいを模索中の同僚にアドバイスをしたりするなど、周囲への貢献でウェルビーイングが高まる可能性もあるので試してみてください。

バランスのよい働き方・休み方を考える

仕事をするうえで、バランスのよい働き方・休み方を考えることも大切です。業種によっては繁忙期などの、仕事に集中するシーズンもあるかと思います。ですが、そんな時こそ、自分自身を労わったり、仕事と休みのバランスを調整したりすることも意識してみましょう。

適切な休息は、心身の調子を整えて仕事の効率を上げるためにも重要です。集中できる時間やリフレッシュ方法などを見直しながら、自分のペースで働くことも心掛けてみてください。

厚生労働省のサイトには、働き方・休み方の自己診断機能もあります。特別な長期休暇にの取り組みや、働きやすい職場づくりに取り組む企業の事例なども掲載されているので、ぜひご覧ください。

参考:厚生労働省「働き方・休み方改善ポータルサイト」

また「周りの人が休みを取りやすくなる雰囲気づくり」も自分が休むためには大切です。誰もが安心して休めるように、社内のメンバーと協力して休みやすい空気を作りましょう。

アドバンテッジJOURNALでは、1日単位のまとまった休暇が取れない人のために、効率的な休憩方法についてもご紹介しています。こまめに効率よく休憩できる方法を知りたい人におすすめの記事です。ぜひこちらも参考に、自分に合った休み方を探してみてください。

参考:「新しい働き方」を推進する組織にいまこそ「新しい休息法(デジタルデトックス)」を | アドバンテッジJOURNAL

人に話しながら考える

最後に、働き方に迷ったときにおすすめな方法をご紹介します。自分自身の分析や仕事のやりがい探しなどを1人で考え、改善していく作業は大変です。

仕事だけでなく、家事、育児、趣味などの生活全般も含め、カウンセリングで相談してみてはいかがでしょうか。

カウンセリングというと、一般的には「メンタルケアに使われるもの」というイメージがあるかと思います。ですが近年では、生活や仕事のパフォーマンスを向上させることを目的にカウンセリングを受ける人も増えています。

人に話すことで、以下のメリットがあります。

  • 自分の頭のなかを整理できて、新しい考えや目標が見つかる
  • 1人で抱え込みながら悩んでいたモヤモヤが解消される
  • 視野が広がって今まで気づかなかったやりがいが見つかる

など

自分1人では整理しきれないことも、言葉にして人に伝えることで現状が整理され、「自分の本音の部分」が見えてくることもあると思います。

私たちは、ウェルビーイングの向上を目指している1人ひとりのためにカウンセリングを提供しています。会話のなかで、自分の考えを整理して新しい仕事の目標を見つけたり、やりがいを発見したりしたい人は、ぜひアドバンテッジカウンセリングを活用してみてください。

カウンセリングのご予約はこちら:https://user.counseling-platform.com/login?vid=1

まとめ:仕事や会社での働き方を見直すことがウェルビーイングを高めるポイント

ウェルビーイングにつながる会社での働き方とは?考えるヒントもご紹介

人生100年時代と呼ばれる今、人生を充実させるためにも「仕事の仕方を見つめ直してウェルビーイングを高める」ことが大切です。

多様な働き方を知ること、仕事のやりがいを見つけること、適度に休んでプライベートとのバランスを取ることなどが、ウェルビーイングの向上につながります。

これまでの経験や将来の夢など、長い人生の計画を立てる際には、1人で悩まずにカウンセリングサービスを活用してみてください。

まずは現状を知り、自分の理想とする未来へ一歩を踏み出すことが大切です!

<企業のご担当者様へのご案内>

私たちは、「企業に未来基準の元気を!」をコンセプトに「社員が安心して働ける環境づくり」と「活力のある組織づくり」のサポートを行っています。

これからの時代の企業・組織づくりに求められるものは、社員1人ひとりが力を最大限に発揮できる職場環境の整備。その実現には、専門家によるメンタルサポートやマネジメントが欠かせません。

未来に向けた組織づくりを目指す企業様は、ぜひ以下のサービス詳細をご確認のうえ、お問い合わせいただければと思います。

アドバンテッジカウンセリングの紹介:メンタル不調者ゼロ+社員のパフォーマンスを向

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