リワークとは?休職から復職に向けてどんなことをするのか、1日の過ごし方も紹介!
休職中、「そろそろ復職について考えたい」と思い始めても、
「以前と同じように働けるだろうか」
「復職して、また体調を崩してしまわないだろうか」
「会社や主治医からリワークを勧められたけれど、何をするところなのか分からない」
と、不安や疑問を感じる方もいるのではないでしょうか。
今回は、「リワークとは何か」という基本から、実際にどのようなプログラムに取り組むのか、施設ではどのような1日を過ごすのかまでご紹介します。

そもそも「リワーク」とは?
リワークとは、休職している方が職場復帰に向けて準備を行うための支援です。
リワークと一口にいっても、医療機関が行うもの、地域障害者職業センターで行うもの、福祉サービスとして行うものなどがあります。
アドバンテッジ リワーク&ジョブセンターは、行政の許可を得た「就労移行支援事業」として運営する福祉リワークです。
2024年4月の制度改定により、一定の要件を満たす場合には、企業に在籍し休職している方も就労移行支援を利用して復職に向けた準備を行えるようになっています。
リワークでは何をするの?
「リワークに通う」と聞いても、施設で一日中どんなことをしているのだろう、とイメージしづらいかもしれません。
アドバンテッジ リワーク&ジョブセンターでは、一人ひとりの状況に合わせて個別支援計画を作成し、段階的に復職に向けた準備を進めていきます。
最短通所期間は3週間からで、標準的なモデルとしては8週間程度のカリキュラムを用意しています。
生活リズムを整える
復職すると、決まった時間に起きて、準備をして、会社へ行き、一定時間活動する生活に戻っていきます。
そのためリワークでは、施設へ定期的に通うこと自体も復職準備の一つになります。
アドバンテッジ リワーク&ジョブセンターでも、初期には「リワークに慣れる」「生活リズムの改善・体力づくり」からスタートします。
自分の状態について理解する
プログラムには、睡眠、食事や生活習慣、セルフケア、心身のケア、運動、メンタルヘルス不調のサインなど、自分自身のコンディションについて考える内容があります。
ただ通所するだけではなく、自分がどのような状態のときに負担を感じやすいのか、日々の生活で何に気をつけるとよいのかなどを整理していきます。
ストレスとの付き合い方を学ぶ
プログラムでは、認知行動理論の考え方をベースに、自分自身の考え方や行動の傾向を振り返ります。
たとえば、「自動思考」や「考え方のクセ」について学び、自分がストレスを感じたときにどのような考え方をしやすいのかを整理するワークなどに取り組みます。
また、セルフケアやEQをテーマとしたプログラムも用意しています。
EQとは、自分や他者の感情を理解し、それらを適切に活用する力を指します。プログラムでは、自分自身の感情やコミュニケーションの傾向を振り返り、職場で人と関わる際のヒントを学んでいきます。
こうした学習やワークを通じて、自分の傾向への理解を深めながら、復職後にストレスを感じたときにも、自分自身で対処していくための方法を身につけていきます。
人と関わる機会もある
個人で取り組む学習だけでなく、グループワークもあります。
学習した内容についてほかの利用者と意見交換をしたり、EQをテーマにしたグループワークに取り組んだりします。
また、スタッフとの個別面談も行います。
学習だけで完結させず、その時々の体調や状況を確認しながら、復職に向けた準備を進めていきます。


リワーク施設では、どんな1日を過ごす?
では、実際に通所するとどのような一日になるのでしょうか。
アドバンテッジ リワーク&ジョブセンターでは、9時から15時までの活動を基本としています。一人ひとりの状況や通所段階によって内容は異なりますが、一例として、次のような一日を過ごします。
9:00~10:00 通所・新聞スクラップ
施設に通所し、その日の活動を始めます。
通所時には、決められた時間に目的地まで移動する練習として、GPSを利用した独自ツールへの記録を行う移動訓練にも取り組みます。
その後、新聞記事を読んで内容を要約する「新聞スクラップ」を行います。朝は比較的負荷の低い活動から始め、その後のプログラムへ徐々に移っていきます。
10:00~12:00 グループワーク
学習した内容をもとに、ほかの利用者と意見交換をしたり、自分自身の状況について振り返ったりするグループワークに取り組みます。
12:00~13:00 休憩
午後の活動に備えて休憩します。
13:00~15:00 eラーニング・ワーク・面談など
午後は、PCを使ったeラーニングや個人ワーク、定期面談、自習などに取り組みます。
オフィスに近い環境でPCを使って個人作業を行うことも、職場復帰に向けた準備の一つです。
eラーニングでは、睡眠や生活習慣、セルフケア、心身のケア、ストレスとの付き合い方などについて学びます。学んだ内容を自分自身の状況に当てはめながら考えるワークにも取り組みます。
毎日まったく同じスケジュールで過ごすわけではありません。利用する方の状況や復職までの段階に合わせながら、活動内容を調整していきます。
最初から毎日、長時間通わないといけない?
必ずしもそうではありません。
アドバンテッジ リワーク&ジョブセンターでは、ヒアリングに加えて、ストレス傾向やEQなどを確認するアセスメントも活用しながら、一人ひとりに合わせた個別支援計画を作成しています。
状況に応じて通所方法を調整でき、必要に応じて自宅からのリモート訓練にも対応しています。
まずは「リワークに通うことに慣れる」「生活リズムを整える」というところから始め、その後、ストレスとの付き合い方を学び、実際の職場復帰を意識した準備へと段階的に進んでいきます。


利用を始めるまでの流れは?
アドバンテッジ リワーク&ジョブセンターを利用する場合、まずは見学・相談から始まります。
勤務先や主治医から紹介されて施設を知った方だけでなく、ご自身で調べて相談される方もいます。
見学や個別面談、トライアル通所などを経て、行政で「障害福祉サービス受給者証」を取得し、契約後に通所を開始します。
受給者証の取得に必要な手続きや書類は自治体によって異なります。
そのため、「一度見学したら、その場で利用を決めなければならない」というわけではありません。
まずは施設の雰囲気やプログラムについて知り、自分に合っているかを確認したうえで検討することができます。
リワーク選びで大切なのは「自分に合うか」を確かめること
リワーク施設によって、利用期間やプログラム、通所方法などは異なります。
資料を見るだけでは、「どんな雰囲気なのか」「実際に一日を過ごせそうか」「自分に合ったプログラムなのか」までイメージしづらいこともあります。
アドバンテッジ リワーク&ジョブセンターは、東京・秋葉原エリアにある通所型のリワーク施設です。
施設の雰囲気や実際のプログラムを知っていただくため、見学も実施しています。
「リワークに興味はあるけれど、自分に必要なのか分からない」という段階でも、まずは実際の施設を見て、スタッフに相談することができます。
復職に向けて少しずつ準備を始めたい方は、選択肢の一つとしてリワークを知るところから始めてみてはいかがでしょうか。
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